
家で飼っている猫が、コタツ布団の上でオシッコしました。
猫のトイレの掃除を、私がサボったのが原因です。
猫よ、抗議したいのはわかるけど、そんな致命的な場所にしなくていいだろ?
暖められた臭気が、ものすごいんだ。
鼻の奥に臭いが突き刺さって、頭が痛くなるんだ…
という訳で、「猫がコタツ布団にオシッコした被害者の会」向けに、情報をシェアします。
ネットで調べたのが、クエン酸水。
猫のオシッコはアルカリ性だから、酸性のクエン酸でニオイが消えるというんです。
大丈夫?猫のオシッコは、人間の尿臭よりも何倍もトガッた感じでクッサイよ?
というわけで、クエン酸500g(482円)を買ってきました。
ネット通販で買うと、本体が462円なのに送料が648円でした。
送料を払うのが悔しくてたまらなかったので、近所のホームセンターに探しに行きました。
結局、イオンで見つかりました。
クエン酸水の威力は素晴らしいです。
臭くなった箇所にかけるため、霧吹き容器を買い、
10倍くらいに薄めたところ、溶けきらない。
多すぎたようで、飽和しています。
このクエン酸水を、オシッコ布団にシュッすると…
あ?
ニオイなくなりました。
スゴイ!おばあちゃんの知恵的なもので、効果はそれなりと思っていましたが、猫の尿臭にはクエン酸が無双状態です。
だけど、少し経つと、どこからともなく、猫のオシッコ臭が復活。
おそらく、風呂いっぱいのクエン酸水にコタツ布団をザブンとつけて丸洗いしないと無理っぽいです。
クエン酸水の前に色々試して、全然ダメだったものをメモしておきますね。
全然だめでした。ファブリーズなんか、オシッコに掛けると「清潔ぶった汚物」みたいな気持ち悪いニオイになります。
酢を溶かした水は、思ったよりも酸っぱいニオイはしませんでしたが、オシッコ臭も取れません。
薄すぎたのかも。
熱湯をかけたら、コタツ布団から黒い汁がボトボトと垂れました。
今回はじめて知ったのですが、一般のクリーニング店ではオシッコ染みのコタツ布団は受付不可でした。
猫の一回分がタップリと奥まで染みたので、嫌がられるのも無理ないか…
でも、近所のイオンのクリーニング、ホワイト急便、白洋舎、ミクロクリーニング、ローヤルクリーニング、ママショップ、富士クリーニングすべてNGってひどくない?
地域の小さな店だけじゃなく、全国チェーンの店も受け付けてくれないんです。
どうやら、法律で制限されているみたいです。
病気の感染にかかわる洗濯物をクリーニングするには、「他の洗濯物と隔離する場所」「汚染された洗濯物を消毒する場所」がないと営業しちゃダメというのがあります。
いや、病気の感染とかじゃないじゃん。猫のオシッコだよ?
でも、どうやら法律家が解釈すると「吐瀉物や排泄物がついた洗濯物はダメ」ということになるらしいです。
理不尽な。
隔離する場所と消毒する場所とやらを持ってるクリーニング店を探したところ、高知県で見つかりました。
高知って!
千葉から遠すぎるよ!
【完全個別洗い】他のお客様のものと一緒に洗いません。「しももとクリーニング」
たしかに、公式サイトには「ペットのオシッコがついてても受け付ける」とありました。
でもなぁ。
莫大な送料がかかるだろう、そんなもん。
…と思いましたが、料金は宅配クリーニングでメジャーなリネットと比べて+1,000円。
しももとクリーニングの布団クリーニング料金 3枚で13,800円。
1枚だけというのは受け付けてくれないらしく、同時に3布団を頼まないとダメ。
うーん、親世帯と共同で布団のクリーニングに出してみようかな…
猫のオシッコをコタツ布団にブチまけられて、持って行き場がない!
というあなたは、チェックしてみてください。